ドイツの環境とエネルギー

ドイツの自然保護

ドイツにはおよそ4万8000種の動物と、およそ2万4000種の高等植物、苔類、菌類、地衣類、藻類が生息している。自然保護は、1994年、基本法において国家目標と定められた。

ドイツの温暖化防止

1990年以降、ドイツは温室効果ガスの排出を24%近く削減しており、これにより京都議定書に基づく削減義務をすでに達成した。エネルギー・温暖化防止プログラムにより、ドイツは、CO2排出を2020年までに1990年比で40%削減することをめざしている。こうした目標を自ら設定して、ドイツは世界リードしている。

ドイツのエネルギーミックス

石油は、1次エネルギー源のほぼ3分の1を占める最も重要なエネルギー源であり、これに天然ガス、褐炭、石炭、核エネルギーが続く。風力、水力、バイオマス、太陽光発電等の再生可能エネルギー源の最終エネルギー消費に占める割合は、ドイツでは10%を上回っている。

ドイツの風力エネルギー

ドイツは世界の風力発電の約14%を占め、中国とアメリカ合衆国についで世界有数の風力エネルギー生産国である。

ドイツの太陽エネルギー

太陽光発電では設置出力1万7300メガワットを誇り、スペインと日本を上回ってドイツが世界一である。

ドイツでの再生可能エネルギー -成功例

2005年度のドイツの一次エネルギーの供給のうち、4.6%が再生可能エネルギーでした。電気消費量の全体では再生可能エネルギーのシェアは10.2%に上昇しました。特に燃料供給分野への貢献が大きく、交通部門では燃料の3.4%、熱供給市場では4.6%まで再生可能エネルギーが使われています。二次エネルギー(電気、火力、燃料)の全体の中での再生可能エネルギーは6.4%にまで上昇しました。

こうした進展は、連邦政府によるグリッド内の再生可能エネルギー資源からの電力の買取りに関する法律(再生可能エネルギー法=EEG)に基づき、さらに市場活性化プログラムのような他の支援策をも通じて達成されたものです。その結果、ここ数年ではドイツの再生可能エネルギーの技術は年間成長率がきわめて高い産業の分野のひとつに成長しています。

そうした中、多くの革新的なドイツの企業は風力、水力、太陽エネルギー、地熱、バイオマスで利用される技術的に重要な分野において国際的リーダーになるよう努力しています。ドイツ製の再生可能エネルギー技術は今や世界レベルのものであり、そのため、世界中で利用されています。

経済省はダイナミックな発展を遂げる同産業分野を支援し、革新的な技術と“メード・イン・ジャーマニー”の成功例について人々に情報提供し、同時に再生可能エネルギーの輸出のイニシエーターとして外国の見本市への積極的に参加するようにしています。